夏音-Overture-(廉価版) + インターネットダウンロード版6月期シナリオ

メーカーBreeze!!
発売日:2004/01/10
 2003/12/28(コミックマーケット65)で先行販売
 6月期は2004/04/29にネット版リリース完了、2004/05/22店頭販売開始
ジャンル:ADV
対応OS:Windows98 / Me / 2000 / XP (詳細はオフィシャルサイト参照)
メディア:CD-ROM1枚組
価格:1,500円(税込)
原画:おーじ
シナリオ:沢村奈唯
総ED数:Overture 1 / 6月期 3
総CG数:Overture 5枚 / 6月期 9枚 (どちらも差分含まず)
セーブポイント:Overture なし / 6月期 128
システム・その他:15歳以上推奨。体験版あり。主題歌あり。
 CG鑑賞、エンディング回想。(※アップデート後)
 テキスト自動送り、バックログのボイス再生。ネット体験版あり。
備考とらのあな専売。通信販売でも購入できます
6月期シナリオは過去の限定配信シナリオをフルボイス化したものと合わせて「夏音 -June Strange Song- 六月期」として発売されています。
こちらもとらのあな専売・通販ありで税込1,200円。


・CAST(敬称略)
 三雲響:木島宇太
 三雲芹香:北都南
 星崎彩音:咲也
 霧坂鈴菜:加古井あや子
 霧坂なずな:宮下愛
 朝霞静流:木葉楓
 波多野ゆかり:遠野そよぎ
 喫茶店のマスター:巌蝉秋
 月村奏:土門仁
 風祭沙織:立花舞
 雨宮詩子:鮎川ひなた
 御巫こずえ:榎津まお
 担任教師:鶴岡聡
(---以上Overtureのキャスト、以下6月期で追加されたキャスト---)
 吉岡先生:立花慎之介
 吉岡みるく:北都南
 綾女先生:立花舞
 霧坂稲槎菜:咲也
 仲原メイ子:遠野そよぎ

・あらすじ(パケ裏抜粋)
 それは夏を予感させる海鳴りのように……
 一人の新入生が巻き起こす、切なく甘いドタバタ学園コメディ!?
 海を見下ろす高台に建つ百合ヶ浜学園。
 大きな不安とほんの少しの希望を胸に、新入生”霧坂 鈴菜”は空を仰ぐ。
 本編『夏音 -Ring-』に繋がる序曲『夏音 -Overture-』。
 乙女の本気、見てみたくはありませんか?
 どこか懐かしい学園を舞台に5人の少年少女が繰り広げる、ちょっぴり切なく、底抜けに明るい物語。
 夏の音は、もうすぐあなたの元へ……。



・先に説明しておきますと、このゲームはネットで追加シナリオや限定イベント等をDLできるというのが売りのひとつです。
 ですが、ナロー環境や限定イベントを取りこぼした人のためにディスク版が発売されています。
 それぞれ微妙にシナリオが違うらしいですが、今回はネット版のみのレビューです。

・鶴岡さんの役は「先生」。
 鈴菜と詩子のクラスの担任で、おそらく高1を想定したキャラクターにふさわしく(?)オヤジ一歩手前の中堅の先生と言った感じです。
 最初に出てくるのは「新しい教室、新しいクラスメイト」で一言。
 続いて「天使との邂逅」でも一言。
 以上です。
 それと「弁当合戦」にておそらく男子生徒Aを演じられているかと思います。
 第一声だと他の男性声優さんの演じ分けかどうか迷う微妙なラインなんですが、後半のセリフだとそれっぽい気がします。
 何より先生の出番が前述2箇所だけなので、他に出番がないというのは悲しすぎます。
 出てくるのはこの場面だけですが先生よりもたくさん喋ってます。
 またどちらも脇キャラなので正式な名前がない上、顔もありません。

・Overtureには選択肢もセーブ・ロード機能もありませんので、ひとまず全てを再生するだけで終了です。
 エンディングには一応鶴岡さんのお名前も出てきますが、その表記が「鶴岡聡(HAJIME TSURUOKA)As. The Teacher」。
 ちなみに付属のユーザーズマニュアルでは「先生(Teacher):鶴岡聡(Satoru Tsuruoka)」。
 どちら様ですか。
 私が買ったのは発売されてから大分経ってからなので、版を重ねたら修正ということもきっとないのでしょう。
 「あンまりだぁ〜っ」と思わず詩子になって泣きたくなります。

・そしてアップデート後は開始点が「オープニング」「風薫る5月」「藍そよぐ6月」に振り分けられます。
 「風薫る5月」までがOvertureの内容なのですが、2周目以降はランダムでプチイベントがありますので要チェックです。

・内容的には「藍そよぐ6月」が追加分で、ここからいよいよゲームの体裁を取り、任意のセーブ・ロードとCG閲覧もできるようになります。
 鶴岡さんの出番は共通ルートでは「授業は今日も enjoy&exciting!」の先生のみですが、ここが一番セリフがあります。
 以下は選択肢によって通らないこともありますので取りこぼしに注意が必要です。
 まず「ナチュラルボーンお嬢様」で男子生徒A。
 Overtureの生徒との関連は不明ですが、沙織お嬢様にめろりんな庶民です。
 「小さな清涼剤」で男子生徒A。こちらは水泳部員。
 ここも後半のセリフだと鶴岡さんなのかちょっと自信がないのですが……。
 あとは「ウッキーさんのピンポイント英会話」でアナウンサーの徳富さん。
 思いも寄らないところで出番がありますのでなかなか気が抜けません。
 追加シナリオではお名前は直っています。
 さらに他の先生が出てくるようになったので表記が「担任教師」になっています。
 ちなみにエンディングはおそらく3通りですが、関係が進展するということもなく最終的には同じムービーで終了するので、厳密には1つかもしれません。

・基本的にシステム周りは至れり尽せり、立ち絵も背景も音楽も素晴らしいの一言に尽きます。
 また声優さんのお声が本当にピッタリで理解されてる方ばかりなので演技も秀逸。どっぷり浸れます。
 限定商法や関連商品の多さがちょっと鼻についたりもしますが……。
 CGの枚数は少ないものの、立ち絵のバリエーションと動きでかなりカバーされていますので、未読スキップを使わずに楽しめました。
 ただ、その分確実に重くなってるので、うちのパソコンの性能では処理が追いつかないことも結構ありました。
 また自動再生ができるので便利ですが、うちのパソコンの性能では同上。

・Overture自体はかなりあっさりですが、ほぼ自動的についてくる6月期シナリオも合わせるとお値段以上のボリュームです。
 ただ今から始めるとなると、やえさえラジオの過去分等、本来タダでDLできたものの今はお金を出さないと得られないものもあるのでちょっともったいないのですが。
 鶴岡さん的に見ても、6月期をあわせればそこいらのドラマCDのチョイ役並みには出番がある上にそれよりはお安めで、なかなかにお得。
 男性向特有のキャラ傾向に嫌悪感のない方なら、文句なく楽しめるつくりになっていると思います。



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 2005/03/17 信夫.